値切る

さてbooはRLで物販をちろっとしてます。インターネットでも販売してます。

そうすると、必ず値切る人が現れます。そりゃ当然のことです。


よく関西人はがめつく値切る値切るとイメージが悪いですが、残念ながらネットで値切る人は関東人が圧倒的に多いです。もしくは関東より北部。
※これはbooの経験則に基づくものですので、ちゃんと統計を取れば違う可能性もあります。ご了承下さい。


なぜネットで関西人はあまり値切ってこないかと言うと、関西人にとって値切る行為がコミュニケーションだからです。ケチだから値切ると言うよりは値切ることによってそこに売買行為以外の何かを作ろうとします。仲良くなるとか今後のつながりとか。

これが関西圏以外だとウザく感じられるんだと思います。物凄くよく理解できますｗｗ



で、例を出すと、ここに１個５万円の品物があるとします。
上の関東以北の人たちはそれをいきなり第一声で２万円にしてと言い出します。
もしかしたら、そこから。。。

客「２万円にして」
店「じゃぁ４万５千円」
客「ん～２万５千円」
店「４万円」
客「３万円」
店「しようがないですね、間をとって３万５千円」

というのを期待してるのかもしれません。が、これは漫画とか小説の話で実際こんな値切り方はしませんし、物凄くヘタくそな値切り方です。たぶんインドとかあのへんと勘違いしてるんだと思います。どこぞやの海外で１００円の原価のものを２万円くらいでぼったくってるのが当たり前の地区とかならあるかもしれません。
そして自分の思った金額にならないと買いません。だから店側も値引きしません。


では関西人はどう値切るかと言うと、２個買うから安くしてと言います。もしくは買うから販促品なんかをがっつりオマケしてと言います。あとは常連になってから値引き交渉に入ったり。
そして、店がある程度要求をのんでくれればちゃんと買います。なので店も値引き額を提示してくれるわけです。WIN-WINの関係がそこにはあるんですよね。

そして基本がコミュニケーションだから、一概に無愛想で安いだけの店より、逆に上手な物言いであまり安くならない店のほうが好まれたりします。
「次買いに来てくれた時は絶対安くするよ」とかね。

で、そういう気前のいいお店を贔屓にするし友人にも勧めるわけです。


この交渉が、他府県の人から見ると、食い下がってるように見えたり下品に感じるんだと思います。これも物凄くよく理解できますｗｗ


で、最初に戻るんだけど、ネットだとこの一連のやりとりが出来ないのでまず値切ってこないんですね。逆に関東以北の人が多いのは、お互いの顔も見えないし、どうせ２度と会わないから恥ずかしくないと思ってるんだと思います。


でも最近は量販店の進出とかで値切る関西人も徐々に減ってますよね。いいのか悪いのか。



ちなみに、同じ関西人でもヒクくらいのえげつない関西人は確かにいますよｗ

追記：なんで関東以北が多いのかはわかんないです。九州とか関西以西はなぜか少ないですね。あと関東人が全てそうだと言ってるわけじゃないので、あしからず。