大相撲の八百長疑惑

あれってどうなのかね。。。

あんまり八百長だとか八百長じゃないだとか、既存の外来の概念に乗っからないほうがいいと思うんだけどね～。


大相撲は神事であって、儀式であって、武道であって、興行であって、娯楽であって。。。


まぁ格闘技ではあるんだけども、ボクシングだとかＫ１だとかとはちょっと違うと思う。


年６回も興行を行うわけで、その全てに出場しなけりゃいけないわけで。


半年とかで身体作って１戦に全てを賭けるみたいなタイプのものではないので、当然消化試合ではケガをしないように体力を温存しなきゃ成り立たないものなんだよね。

今日の弱い相手と戦ってケガをして、明日の横綱との大一番の取り組みに力を発揮できないくらいなら、今日の弱い相手に星をあげて明日に備える。

そういうことはいくらでもあると思う。


しかも限られた人数で回していくわけだから、ある程度持ちつ持たれつで星を譲ってあげて、興行全体を支えて盛り上げていかなくちゃ成り立たないと思う。


全試合ガチなら、その年の終わりには戦える力士の数は半分とかになってると思うよ。


それを八百長と言ってしまうと、なんていうか身も蓋もないというか。

ほんとに八百長が横行してるなら横綱が外国人力士だけしかいないなんてことには絶対絶対の１００％ならないでしょ


だからまたプロレスとも性質の違うもんなんだよね。



んで、みんなそれをある程度わかって観てきてるのに、へんなマジメちゃんが増えてきたのがなんだかね～なんだよね。


ボクシングの亀田だって基本はＴＶ上の演出であって、それでボクシング自体盛り上がったのにね。鬼の首を取ったかのように騒ぎすぎだったと思う。
これまでも試合前試合後の挑発行為なんか日常茶飯事だったのに。。。外国人なんか結構普通にしてるでしょ。


ちと古いけど井岡とか鬼塚の試合なんか結構退屈だったよ。深夜とかＷＯＷＯＷとかでやってる名も無いような選手の試合。。超退屈なのばっかだよ。

にわかファンがＫ１とかのイメージで観たから判定がおかしいとか大きな騒ぎになったわけで。
フラフラで見た目が負けてるとかって判定には全く関係ないから。
１発いいのくらってフラフラでも弱いパンチを積み重ねてポイント取ってるほうが勝ちなルールなんだから。で、それを判断するのは選ばれたジャッジなんだから。


これまでいろんな人がおかしな判定で何回も勝ってるし防衛してるし。。。

普通海外だとジャッジは自分の国に有利な判定をするんだよね。日本だけ。バカ正直に公平なのはｗ



最近だって、世界戦やってたけど亀田戦で文句言ってた、にわかファンで観た人なんている？ｗ


亀田の反則の件にしても、ヒジ入れるだとか金的（ローブロー）だとかは、よくある行為だよね。なんだろ当然これまでもそういう指示は幾度となく亀田に限らず行われてきてるはずで。さすがにブレーンバスターは戴けないけども、反則にはそれに相応するペナルティが課せられてて、それで「ハイ終わり」なんだよね。普通は。それがルールなんだから。


野球だってビーンボールとか、サッカーだって故意の削りだとかあるじゃない。


それをみんなで寄ってたかって叩いてるのってただのストレス発散としか思えない。



まぁがっつり話が飛んじゃったんだけど、大相撲はね～。八百長を否定しても八百長だとかいう概念に逆に乗っちゃうことになるからね。大相撲的な健全な運営に今後支障をきたすような気がするな～。