魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

宮崎駿のを観てからずっと読んでみたかったんだけど、なかなか読めず。。。。やっとこさ読みました。

凄くいいね。よくあるファンタジーものとは一線を画してると思う。
これはやっぱりアメリカの作家には書けないイギリスの作家独特の世界観があるような気がする。


そういや、このアニメ「ハウルの動く城」のときも意味がわかんないとか言ってた人多かったよね。原作読まないとわからないとか。。。。

アニメ「ハウルの動く城」は凄く好きだったんだけど、正直わかんないとこなんて無かったけどな～。。。今回本を読んでみても、そういう意味での新たな発見とか無かったよ。


ゲド戦記の記事のときにも書いたんだけど、今回も同じことを思った。そういう人はどうしても正解が欲しいんだよね。

ファンタジーものってのは、ドキュメンタリーでも推理小説でも辻褄合わせが必要なSFでもないからね。
受け手が感じたものがそのまま正解なんだよね。

要するにそこから自分の妄想を膨らませて楽しむのがファンタジーであって、だからワクワクドキドキするんだと思う。


原作で見つかる答えも、たくさんある正解のうちの１つにすぎないんだよね。


追記：

ハウルの動く城　宮崎駿

なんかレビュー見てると、フランス語の吹き替えが評判いいね。
DVD買ってこよかな。。。。