安楽椅子探偵と忘却の岬５解決編

安楽椅子探偵と忘却の岬１
安楽椅子探偵と忘却の岬２
安楽椅子探偵と忘却の岬３
安楽椅子探偵と忘却の岬４



ネタバレなので、まだ解決編を観てない人は注意してください。





さてさて、一夜明けて一言。
結局４つも記事を書いたわけで十二分に愉しませてもらいました。


ただ、前回の記事安楽椅子探偵と忘却の岬４の最後にも書いたように納得は、いってませんｗ



２００８年と２００７年に関しては、物的証拠があるということでまぁ良しとできますが、犯人特定のロジックが完全に崩壊してますｗ


２００７年である物的証拠の「月齢」や「ABCのロゴ」レベルの考察が必要なのに対し、「潮野と佐多真紀が物置に行くのを知っていた」と「携帯が爆音なのを知っていた」という主観的な犯人の気持ちや考え方という曖昧なこの２点だけでは犯人が日向亜紗子であるという確証にはならないんだよね。


前回の記事で書いたように自分に都合のいい情報だけをピックアップして検証すれば他の人と特定することも可能なわけで。。。日向亜紗子が犯人であると決め付けてにはやっぱり欠けると思う。


結局、犯人の決め手が見つからなくてギブアップした身としては、もう１つくらい日向亜紗子が犯人であるというなんらかの決め手を小さく入れておいてほしかったな～。もしくは他の人を排除する決め手か。。。


ちょっと犯人や謎を特定するためのヒントへの攻略具合というか深さが、２００８年説とかと犯人を導き出すロジックとではアンバランスなんだよね。犯人を導き出すロジックがあれくらいの深さでいいなら、他の謎解きのレベルもあれくらい軽いものにしてくれないとちょっと辛い感じです。

結局そのへんの度合いが最初からわかんなくて、いろいろと迷走してたからね～。



と、まぁこうやって負け惜しみも散々書くことができて、ほんとここ数日愉しませてもらえてまぁ納得はいかないけど結構満足です。


安楽椅子探偵は初見だったんだけど、次回はこれを踏まえてまた観てみたいな～。綾辻行人・有栖川有栖の雰囲気も大体のコツもわかったので次はいけそう！？？ｗｗ

でも過去DVDを買ってまで、違うストーリーに挑戦してみたいって気は起きなかったですｗ

次回作に期待期待。